2008年07月28日
口移しにメルヘン下さい
「少年ケニア」 山川惣治著
むかーしも読んだ記憶がありましたが、この本は20年ほど前に角川アニメになって角川書店が復刻させた文庫版です。
少年ケニヤは日本人で、本当の名は村上ワタル。
ケニヤのジャングルを調査中、密猟者に飛行機を撃墜され、ワタル少年は父の村上博士と離れ離れになってしまいます。
ターザンの日本版ですが、大酋長ゼガや金髪の美少女ケイト、大蛇ダーナ、巨象などの野生の動物たちが登場し、今のようにアフリカ大陸について知らなかったころの私たちは、ジャングル冒険モノはわくわくして読んでいました。
今でもアフリカのことについてよく知っているわけではないですが、この頃の冒険小説には謎の呪術師や人食い人種みたいな部族がたくさん出てきて、たぶんアフリカに対する偏見みたいなものも刷り込まれてしまったように思います。
しかし、少年ケニヤとともにアフリカの大地を走り回り、大蛇と遊び、象の背中に乗って悪者をやっつけた楽しい思い出もしっかり残っています。
本当にアフリカへ行くことがあったら、ワタルやケイトの姿をデジャブで見ることができるかもしれません。
少年ケニア (文庫版) 【コミックセット】
今でもアフリカのことについてよく知っているわけではないですが、この頃の冒険小説には謎の呪術師や人食い人種みたいな部族がたくさん出てきて、たぶんアフリカに対する偏見みたいなものも刷り込まれてしまったように思います。
しかし、少年ケニヤとともにアフリカの大地を走り回り、大蛇と遊び、象の背中に乗って悪者をやっつけた楽しい思い出もしっかり残っています。
本当にアフリカへ行くことがあったら、ワタルやケイトの姿をデジャブで見ることができるかもしれません。
少年ケニア (文庫版) 【コミックセット】
Posted by 万城目 淳 at 05:15│Comments(0)│小説
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